一時払い終身保険は、契約時に保険料を一括で支払う終身保険です。死亡保障を確保しながら、相続対策や老後資金の準備、資産活用の手段として検討されることがあります。円建てのほか、外貨建てや変額タイプもあります。
商品によって異なります。円建て・外貨建てともに、まとまった資金を一括で払い込む商品が一般的です。最低保険料や加入できる金額の上限は商品ごとに異なるため、契約前に確認しましょう。
高齢でも加入できる商品がありますが、加入年齢の上限や加入条件は、年齢や健康状態、商品によって異なります。また、契約年齢が高くなると、同じ保障を確保するために必要な一時払保険料が大きくなる場合があります。相続対策などで検討する場合も、加入時期を含めて事前に確認することが大切です。
良い点は、死亡保障を確保しつつ、相続対策や資産活用の一手段として位置づけられる点です。受取人が相続人であるなど一定の条件を満たす場合には、相続税の生命保険金の非課税枠(500万円×法定相続人の数)を活用できることがあります。注意点は、契約直後の解約では元本割れする可能性があることや、外貨建て・変額タイプでは為替や運用実績の影響を受けるほか、市場価格調整や解約控除の影響を受けることがあります。
「契約通貨(円・外貨)」「運用タイプ(定額・変額)」「解約返戻金の推移」「加入目的(相続・資産活用)」の4点が主な選定ポイントです。相続対策を目的とする場合は、受取人や契約形態も踏まえて非課税枠の活用可能性を確認し、資産活用を重視するなら解約返戻金の推移や手数料を確認しましょう。商品によって特性が大きく異なるため、複数の商品の比較が有効です。